今日も素敵な1日でした!
森のようちえん1DAY、2回目の実施。お天気も良く、過ごしやすい中で、4人の勇士たちがそろいました。
「今日は楽しみにしてきたんだ!」そう言ってくれた子がいました。
今日は1日中遊べるというウキウキが伝わってきました。
勝手知ったるフィールドで、ウォーミングアップがてら、自分たちのやりたいこととして、木の実拾いやドロケイを楽しみました。
その後、「おれ、焚き火やる」の声が。待ってました!と言わんばかりにスタッフとしては「焼き芋やろう」と提案してみます。
方法は2種類。ひとつは熾火をつくり、そこに新聞紙とアルミホイルを巻いて焼く。もうひとつは、ダッチオーブンで石焼イモスタイル。
どちらの方法をとるにしても、焚き火で火を育て、熾火を作らなければなりません。
そのために、落ち葉を集め、木々を拾い...さすが、経験者たち。頼もしい様子で準備していきました。
一方、焼き芋で用意したアルミホイルをみて、「アルミ球を作る!」となったメンバーがいました。
地道な作業ながら、金ぴかにするために、アルミホイルを何度も巻いては丸め...本来はトンカチで叩いて強度を増すところを、拾ってきた石で叩いていく。「あるもの」で工夫して作っていく姿が頼もしかったです。
その後は、焚き火を再度育てはじめました。
その際、火を大きくするために、空気を吹くのですが、その方法に脱帽!なんと、アルミホイルの紙の芯を、火吹き棒のように使いはじめたのです。
これは中々の発想力。感動しました!
熾火に芋をセットし、ランチタイム。
みんな、楽しそうに食べていました。
午後からは、基地づくりとブランコづくりがスタート!
基地のイメージは、4人それぞれ。少々コンセンサスが取れてない感が、大人はありましたが、子どもたち同士は、なぜが意思疎通がうまくいき、完成させていきます。不思議な力。
一方、ブランコづくりは、少々苦戦。ロープをかける難しさ、板と結びつける難しさがあったようですが、最後まであきらめず取り掛かること、30分ほどでしょうか。
待ちに待った「ブランコ」の完成に、喜々とした様子でした。
最後は、基地の中で、おやつ&焼き芋タイム。
焼き芋は...少々パサパサで、ちょっと納得のいく味ではなかったのですが...今度はもう少しうまくいくようにしたいと思った焼き芋でした。失敗からの学びを得たいと思います。
基本的には、やりたいなぁと思ったことをやっている子どもたちですが、ふとした瞬間に全員が集まり、おしゃべりをする。
それがとても楽しそうです。スタッフを大人としては見ていないようで、まるで友だち。それでいいです。
安全管理については、子どもたちにも意識をしてもらい、成り立つものです。まだまだ、想像しがたいリスクもあるようで、ハラハラする場面はありますが、それでもだいぶ周りを見られるようになってきました。
1DAYはあと1回ですが、次回もめいっぱい、あっという間の時間を過ごしたいと思います。
ありがとうございました。
さかぐち(ねぷた)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
秋晴れの中、素敵な1日になった「森のようちえん1DAY」。
「3人」というお友だちの数に、少し寂しさも感じましたが、ふたを開けてみれば10人は居るだろう、というくらい元気なメンバー。
今日はいつもの森のようちえんの倍の時間遊べる1日プログラムのため、まずは園庭を抜け出し、近所の公園へと活動拠点を変えてみました。
そこにあったのは、魅力的な「水路」。「水」は子どもたちを虜にします。
季節柄、生き物は厳しいかな、と思っていたのですが、小学生の子の「ザリガニがいるよ」の一声で、ハンター魂に火がついた子どもたちは、ほぼ2時間、捕獲に励んでいました。
最初のうちは、うまく捕獲できず、あきらめムードも漂ったのですが、「土ごと・葉っぱごとすくってみればいい」というアドバイスで、小さな1匹のザリガニをゲット。
そこからは15匹は捕ったと思います。満足のうちに、お昼ごはんにしました。
「そろそろ焚き火、したい」という声で、活動拠点を園庭に移すことにしました。
本日は、焚き火のために、マシュマロを用意していました。焚火はもちろん楽しいのですが、その先にあるマシュマロ焼の楽しみに向けて、せっせと火おこしに励んでいました。
始めこそ、焦がしてしまうマシュマロでしたが、3回目くらいにはふっくらおいしそうに焼くことができていました。これぞ体験学習です。
やがて始まったのは、捕獲したザリガニの基地づくり。始めは、「川づくり」だったのですが、最終的に「ザリガニを放つ」とのこと。
3人それぞれが作りたいように水路を掘っていくため、なかなかうまく行きません。コンセンサスを取るのは難しいです。
それでも、徐々にお互いのイメージを共有し、出来上がった水路は、なかなか見事でした!
水路完成後は、ザリガニ6匹を放ってみました。園庭の原則は「原状復帰」。ゆえに放ったザリガニは最終的にしっかりすべて救い出し、水路も元の通りに戻して、1日が終了しました。
今回は、毎回水曜日の森のようちえんに来てくれているメンバーです。
そんな彼らの言葉で今日一番の素敵な言葉が次のセリフです。
「なんでさぁ、森のようちえんはこんなに楽しいのに、明日はないの?」
なんで、毎日ないのか?という疑問だったようです。
ここに来ればわかるセリフ。ここにずっと来てくれているから出てきたセリフ。子どもたちの「やりたい!」の先にある、こうした素直な感想を嬉しく思います。
引き続き、こんな素敵な言葉に出会えることを楽しみにしています。
次回は12月12日(土)。皆様のご参加、お待ちしています。
担当:さかぐち(ねぷた)